本当は sugar pot の アクセス解析挿入部 のコメント欄 にも書きましたし、sugarさんが追記で補足してくれているので書く必要はないと思っていたのですが、訪問したブログが立て続けにアクセス解析の文字によって素敵なデザインが台無しにされていたのでここにも書くことにしました。問題はリンク先を読んで頂ければわかると思いますが、JavaScriptがオンならば数秒で消える筈のアクセス解析の広告アイコンが、JavaScriptがオフの場合は<noscript></noscript>内に書かれている内容が常に表示されてしまい、せっかくの素敵なデザインが崩れてしまうという事です。広告が表示されないというのもそのアクセス解析を選んだ理由の一つにあるでしょうに。勿体無い。
JavaScriptをオフにして閲覧する人なんて殆ど居ないから切り捨てると言うのならばそれで良いのですが、そのつもりはないのにも関わらず気がついていない場合は残念です。という事でブログのデザインを自力で創っている人には助長な解説かもしれませんが、有名所の三つの無料レンタルアクセス解析サービスについての説明を簡単にしておきます。
- FC2アクセス解析
- <noscript><div><a href="http://analyzer.fc2.com/" target="_blank">アクセス解析</a></div></noscript> の部分をアクセス解析という文字が表示されても良い任意の場所に移動する。ただし、ソースの改変や移動が認められているかは定かではない。規約を読む限りでは曖昧でわかり難い。<body>の直後にソースを記述していないが特にお咎めが無いという実績があるのならばおそらく平気だと思われるが責任は持てません。
- AccessAnalyzer
- <NOSCRIPT><A HREF="http://w1.ax.xrea.com/" TARGET="_blank"><IMG SRC="http://w1.ax.xrea.com/" BORDER="0"></A></NOSCRIPT> の部分を広告アイコンが常に表示されても構わない任意の箇所に記述する。サポート掲示板のログを読む限りでは問題は無いようだ。ソースの改変も最適化を目指す目的ならば可という事でしたが、責任は持てません。
- 中流アクセス解析
-
<noscript><a href="http://x8.shinobi.jp/bin/gg?0000000" target="_blank"><img src="http://x8.shinobi.jp/bin/ll?0000000" border=0></a><a style="font-size:80%" href="http://www.neutrals.jp/" target="_blank">ホームページ制作</a></noscript> の部分をアクセス解析という文字と広告アイコンが表示されても良い任意の場所に記述する。
貼り付ける場所は、<body>~</body>の間であれば、<body>の後でも、</body>の前でも構いません。
と書かれているので場所は移動できるようですが、規約 の禁止事項に解析用HTMLソースを改変しての利用
とあるので書き換えは不可のようです。
たったこれだけでJavaScriptをオフにして閲覧している人に対しても自分の意図したデザインを見せられる(崩さなくて済む)のですから、考慮してみてはいかがでしょうか。本当は FC2BLOG Designers に紹介されている中で目に付いたブログにはお知らせしたいのですが、どうも余計なお世話と言われそうで怖い。サイトを列挙してリファラを送れば宣伝にもなるし喜ばれるのではないかとも考えたが、晒しているとも受け取られる可能性が否定できないので止めた。トラックバックという手段も無くは無いが、関連する記事や受け付け場所がなければスパムと変わらないし、探すのも面倒なので却下。後はこの記事か sugarさんの記事 を読んでもらえる事を祈るだけです。
ああ。それから書いている途中に思いついたのですが、ブログペットなどを始めとするブログパーツなどで、JavaScriptがオンでないと利用できないコンテンツやメニューの見出しはJavaScriptで生成してみては如何でしょう。そうすれば以下に何も表示されていない見出しが不恰好に並ぶ事もなくなると思います。ただしこれにはデメリットがあって、JavaScriptをオフにしている人にそのコンテンツの存在を知らせられないことです。でもそれは<noscript></noscript>内にその人用の文章を用意すれば良いので問題ないでしょう。まあJavaScriptを常にオフにして閲覧している人は稀のようですし、その少人数の訪問者の為に一手間かけるのは面倒だという声もありそうですが。そしてそれに加えてJavaScriptを常にオフにしている稀な人がそういった物に興味を持つことは更に稀でしょうけれども。