いったいどんな数になるのでしょうか。ルールは100人の人間に1から100までの数字の中から好きな数字を選んでもらい、その選ばれた100個の数字の平均値の三分の二(これを目標値と呼ぶ)を当てるというものです。
確立的に考えれば平均値は50になる筈(数字は整数だけの100通りではないのにあまりにも乱暴過ぎる結論ですが)なのでその三分の二で33前後という事になるのでしょう。しかしながら目標値に一番近い数字を当てた者が勝者となり、3000ポイント貰えるという条件があるので多くの人はそこまでは考える。そうなると今度は平均が33に限りなく近付く為にその三分の二である22前後が狙い目になる。しかしそこで予想を止めてしまう人は少ないでしょう。今度は平均が22に近付くのだからその三分の二で14前後が狙い目だ。そうやって続けていけば続けて行くほど目標値は小さくなり続ける。そうなった時にどこで予想を止めるか、周りの人間がどの辺りで手を打ってくるのかを予想して判断しなければならない。その辺りが人間の思考に関する質問なのでしょう。また、私が面白いなと感じた部分でもあります。
さて皆さんはどんな数字を予想しますでしょうか。質問に直接答えに行くのも良いでしょう。仕様がわからずに面倒だという方はここのコメント欄にでもどうぞ。もちろん当たっても何も出ませんけれども。ちなみに私の予想は少数は面倒なので整数で18という事にして置きます。最初は24にしようかなと思ったのですが、もう少し少ないかなと考えて修正してみました。でもこの予想は当たったとしても本当は無意味で、自分が予想した数値が有効数に含まれてこそはじめて意味が生じるのでしょう。