…が最強過ぎる件についてなどと不貞腐れて書きたいくらいに、Firefox で JavaScriptオフ でもユーザスタイルシートを手軽に切り替える方法 と ユーザスタイルシートの常用を尻込みしている幾つかの理由 のエントリが見事に淘汰された気がします。それくらいこの stylish という拡張は求めていたものそのものだと思います。
簡単にどのような事ができるのか説明すると、サイト毎(URIで判断)のユーザCSSを簡単に書く(設定する)事ができ、それを stylish.rdf というファイルで個別に保存する事によって、指定したサイト(URI)では常にそのスタイルが適用されるという物です。問題だった有効無効の切り替えはステータスバーのアイコンから簡単に可能ですし、ページ遷移後も指定が保たれるのも素晴らしいです。実際にスタイルを書く時にも、URIの完全一致、前方一致、後方一致を選択するだけで、どの範囲のURIにそのスタイルを適用するのかも簡単に設定できます。一言で言えばユーザスタイルシートを(URI毎に)小分けにでき、それぞれの有効無効を簡単に切り替える事が出来る拡張です。
あまりの便利さと、前二つのエントリの徒労さを考えると更に事細かに説明したくなったのですが、朝顔日記 や SmallStyle にてわかり易く解説がされていますのでそちらを参考になさってみて下さい。
絶賛はしていても現時点では不満な点もいくつかあります。不満と言うよりも不明と言った方が良いかもしれませんけれども。それを以下に列挙して置こうと思います。先ずは要望と言うか疑問です。
- @import形式かなにかを用いて外部CSSファイルを読み込む方法
- ↑↓製作者側のCSSを無効にしてから自分のスタイルを適用させたい場合にいちいち書くのは面倒
- サイト別CSS の書き方で全てのサイトに適用させるようにするような書き方(ワイルドカードなど?全てのドメインをセレクタでまとめて列挙するとか)
- ↑何も書かなければ全てのサイトに適用させられるが、アイコンからの有効無効の切り替えが出来ない
- つまりURIが一致しなくとも有効や無効の切り替えが出来るようになれば良い
- 基本ユーザスタイルの userContent.css についても同様に切り替えられると尚良い
- 選択文字列を Stylish に追加という機能はどのような場合に便利なのか
以下は不具合。
- プロパティの書き方によってはエラーになる
- エラー表示が長過ぎて[OK][キャンセル]ボタンがクリックできなくなる事がある
- スタイルの有効無効がおかしくなる事がある(再読込みすれば直る)