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『人の脳は10%しか使っていないという説は嘘』だとは思うけれどもそれは本当なのかというお話

私のイメージでは脳の場所や部位ではなく、各細胞毎(組織・神経ネットワーク)の能力的に10%しか使われていないという意味でこの手の話を捉えていたのですが一般的にはどうなのでしょう。つまりリミッターを外せばもっと能力を出せるという意味の10%ではないのかと思っているのですが。本気で走れば100メートルを13、14秒で走れるところを疲れるから20秒で走っているようなもの。筋肉で言うのならば火事場の云々と同じように本当はもっと強い力が出るのだけれども制御しているというような事。車で言えば100キロを出す能力はあるけれども60キロで走るようなもの。その理由は自身が崩壊しない為なのか持久的な問題なのか危険回避なのか、それとも全く別の何かなのかは知らない。

さてところで、タイトルの人の脳は10%しか使っていないという説は嘘というのは本当なのでしょうか。確かに10%という確定的な数字は正確だとは思えませんが、記事的にはそれを嘘だと決定付ける根拠に乏しい気がします。つまり10%しか使っていないという事(何パーセント使われているのか)が証明できていないのと同様に10%しか使っていないのは嘘であるという証明も同時に成り立たない。考え方があるという主張としては面白いと思いましたが、なぜこういう見方をすることで、嘘が見破れる」、という、いいモデルケースになりますね。という断定的な物言いが出来るのかが少々疑問です。記事的には10%は嘘だったではつまらなくて、10%は嘘で○○%使っていますという話ならばとても面白いと思います。つまりそれなら端的に何パーセントなのかとういうお話。

ちなみに記事にはもう一つ違和感がありまして、冒頭でこういう話を聞いたことはありませんか。「人は脳のポテンシャルの10%しか使っていない」と。と掲げているのに対して、根拠の一つである

現在の脳の研究の結果、どのような働きをしても「一切使われることのないブラックホール」は見つかっていないらしいのですね。脳の特定部分が損傷したときに失われる機能などを見てみても、明らかだとか。 したらば元社長日記

がずれている事です。ポテンシャルの話、つまり私が冒頭で書いたイメージと同じ視点で入っているのに対して、嘘である根拠の一つに脳の特定部分の話が出てきてしまっています。これが大きな違和感(と言うかズレ)を生んでいます。もう一つの根拠であるコストの話についてはコメント欄に投稿されている意見も含めてとても興味深いと思いますので、そちらだけで充分ではなかったのかと思ってしまいました。

まあそれでも先に述べたようなであるとか都市伝説だというような断定的な物言いの根拠にしては薄い気もします。なぜこのような事を書くのかと言いますと、以前にも書きました が、私も含めてメディアリテラシーが培われていないような人間は直ぐに提示された情報を信じてしまいがちです。それも事がショッキング(けんすうさん もショックと書かれています)で断定的な書き方をされていれば尚更です。何が真実なのかは現段階では解明されていないのですから、これから研究が進んでもしもやはり脳はそのポテンシャルの9.96%しか使われていなかったという事が解明された場合、今度は逆に人の脳は10%しか使っていないという説は嘘というのが嘘で都市伝説になる可能性があります。それは情報発信者としては恐ろしい事ではないかという心配をしてしまった次第です。

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コメント一覧

Re: 『人の脳は10%しか使っていないという説は嘘』だとは思うけれどもそれは本当なのかというお話

全く科学的根拠も何も無いし、ヲイラが無知って前提なんだけど。
以前某TV で脳波の調査をやっていました。色々な状況で電気信号をデジタル化していたんですが、確かに脳の中でまったく電気信号が現れない部分がありました。
っで、思ったのは、第六感とか超能力って呼ばれる物は、特別なものでは無くて、元々人間の能力にあるもんなんだろう。でもそれを普段意識的に使えない人があるだけなんだろうなって事でした。つまりは残り90% のどこかに含まれている能力なんじゃ無いかと。
10% については、部分的、能力的双方でしょうね。使われていない部分もあるし、使われている部分でも常に100% ではなく、仕事が随時分担されているんだと思います。デジタル化された映像では、そんな電気信号の流れのように見えました。

  • 2006年 01月 28日(土) 12:18:18 |
  • URL |
  • naka#upkHALyQ |
  • 編集 |
割と柔軟

脳の一部が欠損したりすると、他の部位が新たな神経ネットワークを組み直してそれを補おうとする事もあるらしく、意外と柔軟なのかもしれません。補助的な役割しかしない部分やバックアップに使われている部分なんていうのもあるのかもしれませんね。

> 10% については、部分的、能力的双方でしょうね。
ですね。でも本当に何パーセントなのかは気になりますね。もしも 10% だとしたらかなり夢のある話だと思います。
# そう言えば容量的に10%という見方もありました。能力的に含まれるかもしれませんが。

少し前にロボット工学の番組で、脳から発信される電気信号はある程度まで解析が可能になったけれども、脳内で飛び交っている電気信号を解析するのは膨大過ぎて難しいと科学者の方が仰っていました。

少し話は逸れますが、五体満足の人間が更に飛躍できる能力が発見されるのも面白いと思いますが、当面は福祉とか障害者支援の方向に進めば良いなと思いました。脳から発信される電気信号を読み取って義肢を動かし、また、義肢に触れると電気信号が脳に送られ触感を得られるような技術がもっと進まないかと。
個人的にはビデオカメラの映像を視覚の代替として用いる技術が素晴らしいと思っています。同様にすれば 盲者 も ろう(あ)者 も何の不自由(不便)もなくなります。

# それこそ更に話は逸れますが 東横イン の会見には呆れました。

  • 2006年 01月 28日(土) 13:03:10 |
  • URL |
  • rara#d3xRQPUk |
  • 編集 |

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