あるようなないような。私は家から勤務先までが遠いので定時に帰らないと家に帰ってから自分の時間が持てなくなる。その余裕がないと仕事で良いパフォーマンスが出せないと思うし、やがて無理が生じて何かが崩れてしまうと思う。だから極力定時内に仕事を終了させ、翌日以降の予定を考えて無理がなければそのまま帰宅する。その結果、多くの場合で会社で一番か二番目には帰る。しかし記事にあるようなピア・プレッシャーは感じないし、感じるような雰囲気の会社ではいけないと思う。私の場合はどちらかと言えば修学旅行で先に眠ったら後に皆面白い事があるんじゃないかと心配で眠れないというような感覚に似ていて、自分が帰った後に皆が何をしているのかが非常に気になって帰り難いというのはある。それから一人で帰るのはとても寂しいしつまらない。
そして早く帰っても自宅だとどうしても眠くなったりサボったりしてしまうので、帰りたいと思っている反面、会社の環境で勉強をしたいとも思っている。特に会社のPC周りの環境が優れている訳ではない(家のボールマウスが寿命らしく、とてもイライラさせられるという要素はあるが)。しかし周りには自分に刺激を与えてくれる人達がたくさんいるので、一緒にいる時間が長ければ長いほどとても貴重な経験をさせて貰っているとは思うし、学ぼうと思えば何でも学べる。
まあつまり残業だと思うから苦なのであって、発想を変えてみれば良いのだと思う。それでも嫌ならスパッと定時で帰る勇気を持つべきだし、それができないなら諦めるしかない。結局自分が出来る事を選べば良いのであって、帰り難いとボヤクような人はそれを選んでいるに過ぎないのだと思う。